P-REPORT 実務ガイド 経費管理
探偵業務の経費を計算する方法|車輌・電車・実費の整理
探偵業務の日報から車輌行程と鉄道区間を抽出し、距離単価、燃料費、駐車料金などを確認して経費明細を作る方法を解説します。
一言でいうと
探偵業務の経費計算とは、調査車輌の実走行距離、鉄道の乗降区間、領収書がある実費を案件ルールに基づいて集計し、根拠と未計上項目を明示する作業です。
- 対象
- 外注調査員、探偵社の経理担当、案件原価を確認する管理者
- 判断の原則
- 原文と確認済み事実を優先し、未確認事項を自動で確定しない
COMMON PROBLEMS
この業務で起こりやすい問題
- 対象者の移動と調査車輌の移動を混同する
- 日報に住所があっても実走行距離が分からない
- 電車区間は抽出できても運賃確認が必要
- 駐車場やタクシーを根拠なく計上してしまう
PRACTICAL STEPS
実務で再現できる進め方
- 01
経費ルールを決める
車輌単価、燃料費の扱い、対象外経費、端数処理、領収書要否を案件開始前に定めます。
- 02
車輌行程候補を抽出する
日報の施設名と住所から立寄り地点を並べ、実際に調査車輌が走行した地点だけを確認します。
- 03
距離を確定する
Google Routesなどの経路計算または走行ログを使い、出発地、帰着地、経由地を含む距離を確認します。
- 04
鉄道と実費を確認する
乗車駅と下車駅、領収書、ETC明細、駐車料金を確認し、金額を入力します。
- 05
未計上理由を残す
距離未入力、領収書未確認、対象外など、0円の理由を明細へ記録します。
CHECKLIST
完了前の確認項目
- ✓対象者の移動を調査車輌経費として自動計上していない
- ✓出発地と帰着地が入力されている
- ✓実走行または確認済み経路に基づく
- ✓鉄道の乗降区間を確認した
- ✓領収書が必要な実費を確認した
- ✓未計上項目の理由が表示されている
WITH P-REPORT
P-REPORTでできること
現在の公開仕様に基づく機能です。正式導入では、利用人数、保存期間、帳票、権限、外部サービス設定を確認します。
- 日報から住所と鉄道区間の候補を抽出
- Google経路計算を使う車輌距離候補
- 距離単価と燃料費ルールを案件ごとに設定
- 宿泊・外注費・駐車料金などを手入力
- 入力済み経費と未計上項目を分けて表示
SCOPE AND LIMITS
対応範囲と注意点
- 正確な道路距離の自動計算にはGoogle Maps Platformなどの経路API設定が必要です。
- APIの計算距離と実走行距離は一致しない場合があります。
- 対象者が利用した交通費を調査経費へ含めるかは契約・社内ルールで確認してください。
FAQ
よくある質問
GoogleマップAPIがないと経費は出ませんか?
手入力した距離、単価、実費からの計算は可能です。住所間の道路距離を自動算出する場合は、経路APIの設定が必要です。
日報から電車賃を自動計算できますか?
乗車駅と下車駅の候補は抽出できますが、経路や運賃の確定には交通事業者情報または経路サービスでの確認が必要です。